よくあるご質問
難聴について
- 音の大きさや聴力を表す単位で、聴力レベルは○○dBHLとして用います。
- 難聴の程度を表す『聴力レベル』は最小可聴域値(さいしょうかちょういきち)ともいい、その人がやっと聞き取 れるもっとも小さな音のことです。0dBとは健常な人がやっと聞きとれる値です。聴力レベル50dBの人は50dBの音をあたえられて、はじめて聞きとれ るということになり、数字が大きくなればなるほど聴力が悪いということになります。
- 25dBを超えてくると「軽度難聴」に分類され、50dB以上では「中等度難聴」になります。70dBを超えると「高度難聴」、90dB以上は「重度難聴」に分類されます。
- 聴きにくなった時は早めに耳鼻咽喉科で検査を受けましょう。
- 人によって違いがありますが、30才代から年齢とともに徐々に聴力は低下していきます。これは、誰にも起こる生理的な現象です。気持ちの上では若くて健康なつもりでいても、難聴も老眼のように、少しづつ進むものなのです。
- 職場の定期健診や人間ドックに入って健康状態をチェックし、健康を保つことは、誰しも関心のあるところです。 そのおりには、ぜひ聴力検査の結果にも注意をして、聴力の低下のきざしや、日ごろの聞き間違いなど思いあたることがあったときは、より精密な検査をお受け になることをお勧めします。
- また、補聴器を使っている方はもちろん、使っていない人も、ある程度の年齢になったら「年に一度は耳を診てもらい、聴力検査を受ける」ことをお勧めします。
- 難聴に気付くのは、早ければ早いほどよいといわれています。騒音公害や、その他の要因で、知らず知らずのうちに、聴力が低下することもあるといわれています。
購入をご検討の方
価格について
補聴器をご使用中の方
- よい調整がされた補聴器でも、耳を治したり、聞きたい音だけを大きくすることはできません。苦手なこともいくつかありますのでご理解ください。早口や、口ごもったようなハギレの悪い話し声はそれが十分な大きさであっても、聴きづらくなる傾向があります。
- 補聴器を使用している人に大声で話しかけてしまうことがありますが、そのようにされると補聴器のなかで音が割れてしまって、かえって聴きづらくなります。近くに寄って普通の大きさの声で話しかけるようにしましょう。
- 大勢の中で特定の人の会話だけを聞き分けることは困難ですが、両耳装用によって改善できる場合がありますのでご相談ください。
- テレビ・ラジオ、電話等の音声はスピーカーを通して聴くこととなりますので、通常の会話の聴きとりとは異なります。
電池について
- 補聴器を乾燥ケースに入れる場合は空気電池を取り出しておかないと、電池の性能が低下することがあります。
- 電池は充電したり、分解したり、水中に投じたりしないこと。また、+-は正しく入れます。正しく使わないと破裂したり、補聴器を破損することがあります。
- 電池には、使用推奨期限の年月が記されています。円筒形は本体や底部(-側)に、ボタン型は包装容器に書かれています。 例)09-2014
- この表記は2014年9月までが使用推奨期限ですので、それまでに使い終わるようにします。保存には、常温か低温が適しています。古いものから順に使用してください。
- 電池の寿命は使用時間と使う環境によって違いがあります。にぎやかな環境で使えばそれだけ電池寿命は短くなります。
- 濡れた手や、汚れが電池に付着すると電池、または補聴器の性能に影響が出ます。
- 使い切らない電池を再び使用する場合、通常の時間よりも早くなくなることがあります。